アパートローン過熱
こんにちは!
スタッフ1号です。
4月も2週間があっという間に過ぎました。
新生活をスタートされた方も多いのではないでしょうか。
そして4月と言えば花見の季節でもあるわけですが、お花見には行けましたか?
3月末から週末ごとに天候がすぐれず、今年は花見のタイミングが難しかったですね~
私は天候もさることながら、家族の体調がすぐれず、今年はちゃんとした花見には行くことが出来ませんでした。。。残念。。。
さて、ここしばらくで各方面のニュースで盛んとアパート・マンションの建築過熱が取りざたされてますね。
データーによると不動産取得に関するローン申請残高がバブル期をぬくほどの金額に達しているそうです。
人口ピラミッド
http://www.stat.go.jp/data/nihon/g0402.htm
いわゆる団塊の世代が自分の子ども達への相続を意識しての相続対策や、老後を意識してのここ数年で盛り上がっているサラリーマン大家推奨の流れに加え、
折から続くマイナス金利の影響など多くの要因があるかと思いますが、それにしても凄いですね。。。
モアストレージ新板橋の付近でも新築の分譲or賃貸と思われる建物が多数見受けられます。
しかし、ここにきて金融庁がこの状態に懸念を示し始めているようですね。
バブル期にもあった供給過剰気味の市場に対する牽制もさることながら、サブリースの問題、そして銀行自身が不動産(土地)所有者に対して「事業提案→宅建業者紹介→銀行が宅建業者から紹介料を取る。」というスキームにも目を光らせ始めているようです。本来の銀行業法の範囲か否かで。
何だか、いろいろと不安になってきますね。。。
バブル以前までの銀行に対するイメージ(手固い、倒産しない)が崩壊して久しいと言われていますが、銀行も必死です。
資本主義的ではありますが、母体が大きく、半公共的な事業であると思われていた銀行もなりふり構っていられなくなってきているのでしょう。
それにしても本当に新築の建物が増えていますね。
私の住んでいる周りでもここ数年の間に賃貸・分譲問わず多数の新築物件が供給され、本年も大手デベロッパーによる大規模建物の竣工が控えています。
人口減少が確実となっている現在でも、東京都内はまた流入人口が増えてきているとも言われていますが、明らかに供給過剰なのではないかと思われます。
弊社がお付き合いのある不動産仲介業者数社に話を聞いても、賃料設定が高めの賃貸物件に関しては新築でも満室にならないこともあるようですし、築浅物件でも
同様に賃料設定が高めの場合は客付けに苦労するようです。また、節税(相続)・投資目的であろうと思われる都心5区のタワーマンションに関しても売れ行きが鈍っているだけでなく、値段のピークが過ぎてきているようです。
話がまとまりませんが、今月に入ってからの世界情勢も踏まえて考えると、そろそろ不動産関係のバブルも一息つきそうですね。
高いより安い方が良いですが、どちらにせよ一市民としてはどうにもならない世の中の経済動向。参りますねぇ。。。
スタッフ1号